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FAQ

PAS-K(ADC製品)

 

PAS-Kはどのような製品ですか?
PAS-Kは、アプリケーションの可用性とセキュリティの高性能処理と拡張性を高めたADC(アプリケーション・デリバリ・コントローラ)製品です。独自のハードウェアとソフトウェアを緊密に連携して最適化することで、負荷分散機能に加えてアプリケーションのアクセラレーション機能、セキュリティ機能、仮想化機能などを提供します。
PAS-Kの主な機能は何ですか?
PAS-Kは、ADC製品としてサーバ負荷分散、ファイアウォール・VPN負荷分散、インターネット接続回線の負荷分散、サイト負荷分散などの負荷分散機能を基本とし、アプリケーション・アクセラレーション機能として圧縮機能、キャッシュ機能、SSLアクセラレーション機能、セキュリティ機能などを提供します。
また、仮想化機能も提供しているので、クラウドデータセンターの最適化に活用できます。
販売終了したPASとADC製品であるPAS-Kの大きな違いは何ですか?
アプリケーションスイッチであるPASは、負荷分散機能とSSLアクセラレーション機能をメインに提供する製品です。
反面、ADC製品であるPAS-Kは、従来のPASが提供してきた機能に加えて、圧縮機能、キャッシュ機能、SSLアクセラレーション機能などのアプリケーションアクセラレーション機能と仮想化機能を提供できるAP-ADC製品です。
(AP-ADC: Advanced Platform - Application Delivery Controller)
PAS-Kでサポートする仮想化はどのような機能ですか?
PAS-Kが提供する仮想化機能は2つあります。PAS-KVとPAS-KSであり、PAS-KVは1台の機器を複数のインスタンスに分割する仮想化機能を意味し、PAS-KSは汎用サーバに設置可能なソフトウェアADC製品としての仮想化を意味します。
(注:日本におけるPAS-Kの仮想化機能の提供は、2015年を予定しております。)
PAS-KのIPv6のサポートはどのようになっていますか?
PAS-Kは全ての負荷分散機能でIPv6をサポートしています。
その他にもIPv6デュアルスタック、NAT6TO4及びIPv4/IPv6トラフィック混在時の負荷分散機能もサポートしています。
PAS-Kが提供する冗長方式は何がありますか?
PAS-KはVRRPを通じてActive-Standby、Active-Activeの冗長化機能を提供しております。
なお、Multiple-VRRPをサポートしているので効果的な冗長構成が可能です。
PAS-Kを設置する場合、従来のネットワーク構成をそのまま使用することはできますか?
PAS-Kは従来の全てのネットワーク構成をそのまま利用し、設置することができます。 これは、ネットワーク構成をブリッジで設定することができるためです。
PAS-Kでサービスを負荷分散している場合、サービスを提供しているサーバに障害が発生した場合、サービス回復までどのくらいの時間がかかりますか?
PAS-Kはサーバの正常動作状態を監視するヘルスチェック間隔を通常5秒に設定しています。
よって、サービスを提供するサーバに障害が生じた場合、そのサーバで提供しているサービスの回復に必要な所要時間は約5秒となります。 PAS-Kによるサーバに対するヘルスチェック間隔は、設定で変更できます。
PAS-KをWebベース(GUI)で設定・管理することはできますか?
PAS-Kは日本語化されたGUIによる設定・管理をサポートしております。
対応ブラウザは、Microsoft Internet Explorer 9もしくは、Google Chrome となります。